☆2013年OPUSAT打ち上げ決定!!
※2014年に延期されました.
プロジェクトの目的
大阪府立大学,小型宇宙機システム研究センター(SSSRC:Small Spacecraft Systems Research Center)は,
CanSatの開発,衛星設計コンテストへの参加,まいど1号の運用というさまざまな「人工衛星」に関するプロジェクトをおこなってきました.
しかし,現在SSSRCに所属しているメンバーのほとんどは世代交代により衛星の開発を実際に経験したことがありません.
そこで,「自分たち学生の手で衛星を作りたい」という思いから,昨年度より大阪府立大学独自衛星開発,OPUSATプロジェクトが始動しました.
そしてこのプロジェクトによって培った技術やノウハウを世代交代により絶やしてしまわないために,コンセプトとして以下のものを掲げています.
① ミッション立案,コンポーネント単位の設計・開発,システムの統合,機能・環境試験,運用に関わる全ての項目を学生主導でおこなう
② 大阪府立大学独自衛星OPUSATを開発することで超小型衛星の設計開発ノウハウを獲得し,次世代へと継承する
実際に,私たちは度重なるミッションや衛星システムを検討し,最終的に「CubeSatによる新しい電源システムの実証」という課題に挑戦することに決めました.
比較的経済的で短期間での開発や新しい技術の軌道上実証は,CubeSatといった超小型衛星だからこそできることです.
私たちが目指す「新しい電源システム」が実証されれば,
大学・高専などでおこなわれている超小型衛星開発の発展や宇宙開発全体の底上げに寄与できると考えています.
OPUSATの開発体制は、ミッション系と、電源系・構造系・姿勢系・通信系・熱系・データ処理系からなるサブシステムで構成されています。
ミッション
近年の衛星搭載機器の小型化・高性能化により,超小型衛星のミッションの多様化・ 高度化が進んでいます.
これにより衛星電源系に求められる電力要求が高まっています.
具体的には,長期間の運用による低サイクル劣化(多くの運用サイクルを繰り返すことによるバッテリの劣化)や低カレンダー劣化(長期間運用をすることによるバッテリの劣化)
といった長寿命要求,より広範囲の温度要求,瞬間的な高出力要求,小型高出力センサ・アクチュエータなどの大電力要求などです.
これらの要求からOPUSATでは上記3つのミッションを複合させて,長寿命,広い許容温度範囲,高出力,大電力獲得の電力ミッションとして設定し,
先進電源搭載衛星バスシステムの開発実証を目的としています.
システム
2011年12月14日現在
スケジュール
体制
本センターは学部生から大学院生までが所属できる准研究室という組織です.
学部1回生から所属できるため,学生がプロジェクトに長期間携われるという強みを持っています.
専門,基礎知識は少ないですが,OPUSAT打上に向けては学部生も院生もなく,みんなが責任感を持っている組織です.
1回生のうちから回路・プログラム講習をおこない,CanSat開発を通して実設計を学び,
低学年のうちからプロジェクトメンバーとして実際に上回生と共に開発をおこなっていくことで,技術の継承が促進されるシステムになっています.
また,宇宙科学技術研究センターの先生方にアドバイザリーグループを結成していただき,報告会などで多くのご意見をいただいています.
学生主導であるゆえに開発に関して不足している点を,しっかりとしたバックアップ体制で援助していただいています.
恵まれた開発環境を提供してくださる先生方に恩返しするためにも,必ず成功させなければならないという意識を持って活動していきます.
